発達持ちフリーランス論について
結論からいうと、最低限の収入を得る本業を持った上である程度フリーランスをやるのは合っていると思う。それが(気力・体力的に)問題がなければ。
会社に所属していることが生活に及ぼす力は強い。私はいま午前中に仕事が入っていればそれは9時からで、遅刻しないように身支度をして朝ご飯を食べて*1出かけないといけない。職場に着いてから制服に着替えるから8時15分には家を出ているのが理想的だ。
でも身支度というのは前日の晩から始まっていて、まず洗髪と歯磨き。入浴はまあ、必ずではない。洗髪もたまにサボって朝にドライシャンプーを使うこともある*2。正直、仕事がなければ3日くらい頭を洗わずに過ごす自信がある。これだけでもかなりの恩恵を受けている。
そして見た目の規定があるから朝は必ず化粧しなくてはいけない。化粧をする時間がなかったらきっと8時くらいまで寝ているが(たまに寝てしまうこともあるけど)、なんとか7時台に布団から抜け出せるのは出勤時刻が決まっているから。放っておかれたらきっと昼過ぎまで寝続ける。
つまり会社があることによって生活サイクルと社会性をかろうじて維持しているだけなのだ、私の場合。会社がなければ朝絶対起きられず、朝起きなければ朝に服用するストラテラを溜めてしまうだろうし、メラトニンが出なくなってどんどん寝続ける人になってしまうのではないかという恐怖がすごい。
ということで家で仕事をするための生活リズムを構築するのが難しい、というのがフリーランスの難しさの8割を占めていて、あとは営業する勇気がないとか(社交不安)、確定申告が面倒だとか(私はわりと得意)、領収書なくすとかそんな感じだろう。過集中起こして倒れる人とかもいるかもしれない。
だから通勤が必要な本業はあった方がいい、と私は思う。
通勤がしんどいのはまた別の話なので。*3